カーシェアリング用の自動運転車をスマートフォンで呼び出している(SKテレコム提供)(c)news1
カーシェアリング用の自動運転車をスマートフォンで呼び出している(SKテレコム提供)(c)news1

【03月17日 KOREA WAVE】韓国で6月中にレンタカーやカーシェアリング車両の営業区域規制が緩和され、他の営業所に返却する際の片道利用時の料金が低くなる。

現状では、ソウルで借りた車を釜山で返却する場合、事業者が再び車をソウルに回送しなければならない。だが今後、返却地域である釜山でも15日間レンタルで利用できるようになる。

韓国政府はこうした内容の「旅客自動車運輸事業法施行規則一部改正令案」を立法予告した。

現行の施行規則64条はレンタカーなどを他の営業所に返却する場合、返却場所での営業を許可せず、事業者が15日以内に最初のレンタル場所に移動するようになっている。

これに伴い、返却する営業所からレンタルした営業所に移動する際に費用が追加で発生し、片道利用時に消費者の負担が大きかった。改正規則が施行されれば、レンタカーなどを片道で利用した場合、15日以内にこの車両の最初のレンタル場所への片道営業が認められる。

国土交通省関係者は「早ければ5月、遅くても6月中には施行を目標に推進中」としている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News