【3月17日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は16日、ルワンダ・キガリで総会を開き、会長選で唯一の立候補者だった現職のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)氏(52)が無投票で再選を果たした。任期は2027年まで。

 インファンティーノ氏は2016年、汚職で失脚したジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)前会長の後任として就任し、男女のW杯(World Cup)の出場枠拡大やFIFAの収入増加を実現してきた。

 今回の当選により、FIFAの規約で定められる最大3期目を迎えるが、インファンティーノ氏は昨年12月、就任後の最初の3年間は正式な任期に当たらないとして、2031年まで留任する準備を整えている。FIFAの規約では、会長の任期は1期4年と定められている。

 欧州の一部加盟協会はインファンティーノ氏の再選に反対を表明していたが、対抗馬を立てることはできなかった。(c)AFP/Coralie FEBVRE