【3月17日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)は16日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-2、6-3でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に快勝し、ベスト4入りを決めた。

 もう一つの準々決勝では、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)準優勝で第10シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)が7-6(7-4)、2-6、6-4でカロリーナ・ムホバ(Karolina Muchova、チェコ)に競り勝ち、準決勝でシフィオンテクと激突することになった。

 シフィオンテクは今大会でともに元全米オープン(US Open Tennis Championships)女王のビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)とエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)を退けているほか、ここまで1セットも落としていない。

 世界ランキング1位の在位期間が50週目に突入している中で、1990〜91年のマルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)以来、女子では史上2人目の大会連覇にまた一歩近づいたシフィオンテク。ルバキナには今年の全豪オープン4回戦で敗れており、準決勝での対決は今大会最大の試練となる。(c)AFP