【3月16日 AFP】ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相は16日、ロシアのウクライナ侵攻に対抗するために同国に可能な限り速やかに弾薬を供給するのが重要だとし、欧州連合(EU)が早期に対応すると確約した。

 ショルツ氏は連邦議会(下院)で演説し、「われわれがウクライナに対して必要な弾薬を速やかに供給することは極めて重要だ」と述べるとともに、来週ベルギーの首都ブリュッセルで開催されるEUの会合での行動を約束した。

 ショルツ氏はさらに、EU加盟各国が「より円滑かつ継続的な供給を確実にする方策を可決する」との見通しを示した。

 ウクライナは西側の支援国に対し、ロシア軍に対して1日当たり数千発を発射するために榴弾(りゅうだん)砲の不足が深刻化していると訴えている。またウクライナはEUに対して、ロシアに反撃するためには月に35万発の砲弾が必要だと伝えている。(c)AFP