【3月17日 CNS】中国・福建省(Fujian)の福州港(Fuzhou Port)で3月3日、中国の自動車メーカー・上海汽車集団(SAIC)の傘下ブランド名爵(MG)の自動車2011台が貨物船に乗り込み、欧州に向けて出発した。このうち8割の1602台は新エネルギー車(NEV)で、福州港からのNEV輸出は初めてとなる。

 輸出作業を円滑に進めるため港湾監督部門が連携し、最も効率的な通関方式を採用。貨物船の到着時間に合わせて自動車をふ頭に配置し、短時間で通関チェックを終え、車両は滞りなく船内に乗り込んだ。

 福州港からのNEV輸出が実現したことで、中国のNEV車が世界の自動車市場に「グリーン(エコロジー)変革」をもたらす潮流が加速されそうだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News