イニスフリー(c)NEWSIS
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【03月15日 KOREA WAVE】韓国の化粧品大手「アモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)」が中国のオフライン売り場の構造調整で損失幅を大きく減らし、「効率化」で成果を上げている。高コストのオフライン売り場の代わりに、オンラインと、二つ以上のさまざまなブランドの商品を集め販売する編集ショップ中心に販売チャンネルの重心を移し、今年の収益性改善を成し遂げられるか関心が集まっている。

アモーレパシフィック事業報告書によると、昨年の中国販売法人の売り上げは前年同期比35%減の7648億7600万ウォンだったが、同期間の当期純損失は618億8400万ウォンで、前年度(-1151億8400万ウォン)より518億ウォン損失幅を減らした。

アモーレパシフィック関係者は「新型コロナウイルス感染拡散に伴う中国封鎖の影響と中国の消費低迷などで売り上げは減ったが、積極的なオフライン店舗構造調整で費用効率化を成し遂げ、損失を減らすことができた」と話した。

アモーレパシフィックはイニスフリー(Innisfree)・エチュード(Etude)など化粧品ロードショップが中国で一時、大きな人気を集めると、オフライン直営売り場を数百カ所ずつ増やし事業を拡大した。しかし、最新鋭迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」配置に伴う中国の報復で現地進出ブランドの売り上げは急激に下がり、2019年から店舗構造調整に乗り出した。

2021年にエチュード売り場を全て閉店し、進出9年でオフライン事業をたたんだのに続き、昨年はイニスフリー売り場の構造調整を急いだ。また、百貨店に入店したマモンド(Mamond)売り場をすべて撤収し、ラネージュ(LANEIGE)売り場も前年同期より20%減らした。

この中でイニスフリー売り場の構造調整効果が特に大きかった。マモンド、ラネージュなどのブランドは百貨店やショッピングモールに入店して運営されたため、売り場撤収に伴う費用効率化効果が制限的だが、直営店として運営されるイニスフリーは店舗運営に伴う初期費用が大きいため、構造調整効果もさらに大きくなる。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News