【3月15日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)は14日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は、第2セット途中にジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)が棄権を申し出たため、準々決勝進出を決めた。

 試合中に治療を受けていたドレイパーは、アルカラスが6-2で第1セットを先取して迎えた第2セット2-0の場面で、右上半身の負傷により試合を棄権した。

 現世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が大会を欠場しているため、アルカラスは今大会で自身三つ目のマスターズ1000(ATP Masters 1000)のタイトルを手にすれば、世界1位への復帰が決まることになっている。

 同日行われた試合では、前回大会王者で第4シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)がマートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)を6-4、6-3で下し、8強入りを決めている。(c)AFP