自動運転の「スマートの高み」に達する 中国
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【3月15日 People’s Daily】自動運転の発展は、人工知能(AI)、5G通信、レーザーレーダー、高精度マップなどの複数の技術が融合した結果だ。自動運転は、車のインテリジェント化、ネットワーク化の重要な要素として、世界の科学技術業界や産業界の新たな競争分野となっている。
現在、公開道路で完全自動運転が実現するための条件はまだ整っていないが、空港、港湾、鉱区などの特定のシーンでは、自動運転技術が活用されている。
製造業の人件費と管理コストの上昇に伴い、自動化や無人化の価値がより際立ってきている。「実体経済と融合し、自動運転は製造業のコスト削減と生産性向上、産業競争力の向上に役立つ」と、馭勢科技(UISEE)の共同創設者である呉甘沙(Wu Gansha)氏は述べた。
専門家は、自動運転車はインターネット、AI、情報通信などの分野と深く融合し、スマートコネクテッド時代に加速度的に進展している。中国はチャンスをつかみ、加速度的にスマートコネクテッドカー産業の布石を打ってきていると指摘した。
技術革新の面では、中国は最初に「人、車、道路、クラウド」を統合したスマートコネクテッドカーシステムを提唱した。中国のスマートコネクテッドカーは、自動運転車とコネクテッドカーを統合した新製品、新モデル、新生態系であり、独自の道を歩んでいる。
専門家は、スマートコネクテッド産業システムを構築するにあたり、電気自動車(EV)は天然の利点を持っているとみている。自動車の電気化時代において、中国のバッテリーおよび電気駆動技術は世界の先頭に立ち、新エネルギー自動車は世界的な競争で優位性を獲得している。この利点を十分に活用することは、スマートコネクテッドカー産業の新たなチャンスをよりよく掴むのに役立つ。
「自動運転の実現度合は、政策革新の度合にかかっている」と、百度自動運転(Baidu Apollo)安全・政策担当者の呉瓊(Wu Qiong)氏はみている。
中国は自動運転を支援する政策体系を先駆的に探求している。2017年12月、北京市は自動運転車両の公開道路テストに対する管理規定を提出し、自動運転車両の公開道路テストを正式に許可した中国で初めての都市となった。
その後、中国は一連の支援措置を集中的に打ち出し、国家レベルの産業発展計画と地方レベルの細やかな管理方法を併せ持つこととなった。
「過去10年間、政策支援から法規保障、技術革新から産業協調まで、中国は自動運転分野で革新的な力を形成し、この新しい競技場で有利な立場を占めるに至った」。呉瓊氏は、未来に向け、私たちは基盤と条件を備え、自動運転の「スマートの高み」に向けて突破を続けていく自信がある」と述べた。(c)People’s Daily/AFPBB News