【3月14日 AFP】第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は13日、米国で1次ラウンドの試合が行われ、プールCでは、前日にまさかの黒星を喫した前回覇者の米国がマイク・トラウト(Mike Trout)の3点本塁打などでカナダに12-1のコールド勝ちを収め、2勝1敗と勝ち越した。

 大リーグ(MLB)のスター選手をそろえて大会に臨んでいる米国は、12日に行われたメキシコ戦で5-11の番狂わせを喫し、1次ラウンド敗退の可能性に直面していた。しかし、この日の白星で決勝ラウンド進出まであと1勝に迫った。

 米国は先発のランス・リン(Lance Lynn)が初回にカナダ打線を三者凡退に切ってとると、その裏の攻撃でカナダの先発ミッチ・ブラット(Mitch Bratt)を全力で攻め立てて9-0とリードを奪い、この回で勝負に決着をつけた。トラウトは、6-0としてなおも走者2人の場面で左翼スタンドに約123メートルの特大アーチを放った。

 2回にはカナダも先頭打者のジャレッド・ヤング(Jared Young)が本塁打を放って1点を返したが、米国もその裏に3点を追加して12-1とリードを拡大。10点差以上をつけたことにより、大会規定で7回表終了時点でコールド勝ちを収めた米国は、15日に行われるコロンビア戦に勝利すれば準々決勝進出が決まる。

 同じプールCでは、英国が7-5でコロンビアを下し、記念すべき大会初勝利を飾った。

 一方プールDでは、プエルトリコが先発のホセ・デレオン(Jose De Leon)と3投手の継投で大会史上初となる完全試合を達成し、イスラエルに10-0の完封勝利を飾った。

 プエルトリコはデレオンが5回3分の2を投げた後、ヤクセル・リオス(Yacksel Rios)とエドウィン・ディアス(Edwin Diaz)がつなぎ、最後はドゥエイン・アンダーウッドJr.(Duane Underwood Jr)が締めくくった。

 試合は8回裏、プエルトリコがエンリケ・ヘルナンデス(Enrique Hernandez)の適時打で10-0とし、ここで試合はコールドとなった。(c)AFP