【3月14日 AFP】スペインは13日、同国がウクライナの戦車兵55人に対して行っている独製主力戦車「レオパルト(Leopard)2」の操縦訓練が、今週完了すると発表した。

 訓練は、北東部サラゴサ(Zaragoza)にあるサングレゴリオ(San Gregorio)軍事基地で2月半ばから4週間行われた。ウクライナ兵は15日に帰国の途に就き、ポーランド経由で前線に向かう予定。

 訓練の責任者を務めたスペイン軍のコントレラス大尉によると、1日12時間の訓練を週6日(土曜は午前のみ)実施した。

 コントレラス大尉は「ウクライナ兵の士気は非常に高い」として「(過去に乗っていた戦車と)機種は違えど、類似のシステムが多いおかげでスムーズだった」と語った。(c)AFP