仏ドッグレース会場に「毒入り肉団子」か、3匹死ぬ
このニュースをシェア
【3月13日 AFP】フランス南部ボベール(Vauvert)で11日に開催された、犬と飼い主が一緒にクロスカントリーに臨む大会で、犬3匹が死に、さらにもう1匹が治療を受ける事態となった。
現地ニーム(Nimes)の検察関係者が12日AFPに明かしたところによると、犬は毒入りの肉団子を食べたとみられており、当局は動物虐待容疑で捜査を開始した。
フランスでは動物虐待で有罪となった場合、禁錮2年および罰金3万ユーロ(約430万円)が科される可能性がある。
主催者はフェイスブック(Facebook)への投稿で、何者かが「会場に毒入りの肉団子を置いた」とみられ、大会が「卑劣な犯罪行為」の標的にされたと非難した。2日目に行われる予定だった決勝戦は中止された。
自治体首長は、捜査が進められる間、近隣の森林一帯への立ち入りを禁止した。(c)AFP