【3月13日 CGTN Japanese】中国では、3月12日は「植樹の日」で、今年は45回目を迎えました。この10年間、中国で新たに増えた森林面積は2200万ヘクタールを超え、世界で新たに増えた森林面積の4分の1を占めています。また、森林被覆量と森林蓄積量は30年間拡大を継続していると同時に、率先して土地退化のゼロ化、砂漠化土地と砂土地の縮小を実現しました。

 また、中国では、「全国重要生態系保護と修復重要プロジェクト全体計画(2021~35)」が2021年から正式に実施され、青海チベット高原生態バリア地区、黄河重点生態区、長江重点生態区、東北森林地帯、北方砂防地帯、南方山岳地帯、海岸地帯などの重点区域では、重大生態系の保護修復プロジェクトが推し進められています。その工事プロジェクトは計215件で、うち2022年末現在、中央予算投資によるプロジェクトが100件以上で、429億元(約8367億円)に達しています。

 例えば、東部の江蘇省塩城市大豊区には、太平洋西岸とアジア大陸の縁として最大面積の海岸型湿地があります。長年にわたり、地元の大豊区林場は草一つ生えない砂浜での植樹活動を続けており、メタセコイアなどの耐塩樹種を栽培することで、樹木の活着率を大いに高めました。かつて荒れ果てた砂浜に緑が広がり、沿海防護林になっており、湿地を守る緑の壁ができています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News