【3月13日CGTN Japanese】中国市場監督管理総局が発表した最新のデータによりますと、2022年に中国は自動車のリコール(回収・無償修理)が計204回行われ、448万8000台が対象となり、消費財のリコールは690回行われ、996万6000点が対象となりました。

 自動車のリコールでは、主に電子・電気機器と駆動システムに欠陥が発生し、一部のメーカーでは遠隔アップグレード「OTA」が車両の安全改善の重要な方式になりつつあります。自動車の排出リコールでは、22年に排出危害関連の手がかりを1662件収集し、生産者に排出リコールを実施するよう11回促し、対象車両は4634台でした。

 また、消費財分野では、リコール製品は主に家庭用日用品や電子・電気機器、子ども用品などに集中しており、国際規格や基準との適合問題が主な原因となっています。

 市場監督管理総局は今後、重点モニタリングリスト製品を巡り、欠陥技術の分析と応急処置能力の向上や欠陥調査に力を入れ、リコール情報の提示を強化し、関連産業チェーンのアップグレードを促し、より安全・安心で高品質な消費環境を整えていきます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News