【3月13日 AFP】自転車ロードレース、パリ~ニース(Paris-Nice 2023)は12日、第8ステージ(ニース~ニース、117.5キロメートル)が行われ、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が今大会ステージ3勝目を挙げ、初出場初優勝を飾った。

 総合首位でこの日を迎えたポガチャルは、最後の上り坂で単独の逃げに出ると、そのまま地中海沿岸にあるニースの有名な海岸遊歩道プロムナード・デザングレ(Promenade des Anglais)のフィニッシュを一人で迎えた。

 総合2位にはグルパマ・FDJ(Groupama-FDJ)のダビド・ゴデュ(David Gaudu、フランス)、同3位にはチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard、デンマーク)が続いた。

 ポガチャルは「パリ~ニースで勝つのが夢だった」と話し、「競争は激しかった。ゴデュとヴィンゲゴーと一緒に表彰台に登れたことは特別だ」と続けた。(c)AFP