【3月13日 AFP】中国の李強(Li Qiang)新首相(63)は13日、中国全国人民代表大会(全人代)最終日の記者会見で、米国による「包囲と抑圧」を非難した。

 李首相は「中国と米国は協力すべきであり、協力しなければならない。両国は協力することで多くを成すことができる」と述べ、「包囲と抑圧は誰のためにもならない」と続けた。

 李氏はまた、全人代開幕時に示された経済成長率5%の目標に到達するのは「容易なタスクではない」と、今後の経済の動向について厳しい見方を示した。

「5.0%前後の成長率を達成することは容易ではなく、これまでの倍の努力が必要となる」

 昨年の成長率は、厳格な新型コロナウイルス対策や不動産市場の冷え込みが響き、3.0%と、過去数十年で最も低い水準にとどまった。(c)AFP