【3月12日 AFP】第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、東京ドーム(Tokyo Dome)で1次ラウンド・プールBの試合が行われ、日本は10-2でチェコに快勝。2011年の東日本大震災から12年の日に、先発の佐々木朗希(Roki Sasaki)がチームをけん引した。

 佐々木は震災で父親と祖父母を亡くし、家も流されたため、母親と兄弟とともに避難所生活を送った。それから12年がたったこの日、WBC初出場を果たした21歳は、1球目に162キロの直球を投げ込んでこの試合に懸ける思いを示し、3回3分の2を投げて8三振2安打1失点の堅実な投球を披露した。

 消防士や教師、金融トレーダーなどのアマチュア選手で構成されたチェコも、序盤は勇気を持ったプレーで日本を苦しめ、初回に失策絡みで先制点を奪取した。

 しかし日本は3回に3点を奪って逆転すると、4回にも大谷翔平(Shohei Ohtani)の適時二塁打などで4点を追加。その後も8回の牧秀悟(Shugo Maki)のソロ本塁打などで加点して勝利を収めた。

 これで1次ラウンド突破に王手をかけた日本は、12日の最終戦でオーストラリアと対戦する。(c)AFP