WTA、CVCキャピタル・パートナーズによる投資を発表
発信地:ロンドン/英国
このニュースをシェア
【3月9日 AFP】女子テニス協会(WTA)は、投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズ(CVC Capital Partners)が、女子ツアーに投資すると発表した。合意は今年からで、女子テニスの知名度や価値、賞金額の向上を目指すものとなっている。
WTAは年間70以上のツアー大会を開催しているが、中国の彭帥(Peng Shuai、ポン・シュアイ)が同国の前副首相から性的暴行を受けた疑惑が出てから、中国と香港での大会を中止したため、財政面で苦しんでいる。
CVCは投資額を明らかにしなかったものの、報道によるとWTAの株式の20パーセントを1億5000万ドル(約206億円)で購入するという。
CVCはサッカースペイン1部やフランス・リーグ1、ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby)の株式や、クリケットのインド・プレミアリーグのクラブを保有。2016年には、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の株式を米リバティメディア(Liberty Media)に売却した。(c)AFP