【3月9日 AFP】第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む大谷翔平(Shohei Ohtani)が8日、二刀流で先発する中国との初戦を控え記者会見に臨み、緊張はあるが楽しみだと述べた。

 28歳の大谷は今回がWBC初出場。東京ドーム(Tokyo Dome)で行われる9日の中国戦は、2018年の米大リーグ(MLB)・ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)移籍後初の日本のマウンドとなり、注目を一身に集めている。

 会見では「楽しみにしていますし、初戦なのでチームの勢いとしても初回の入りからしっかりと集中したい」と意気込みを語り、「WBCは初めてなので緊張するとは思うが、いつも通りの自分のプレーをしたい。いつも通りの準備の仕方とゲームの心構えと、そういう感じでやりたい」と話した。

 打者としては今週行われた強化試合で2本の本塁打を放ったが、投手としては今年初の公式戦となる中で、中国戦ではどこまで出力が出せるか分からないとしつつ、今の自分の「100パーセント」は出せるとした。

「球数のことはあまり考えずに、一人一人、一球一球、一回一回、気持ちを入れてゼロに抑えることだけ考える」 (c)AFP/Andrew MCKIRDY