【3月9日 AFP】スイス・チューリヒ近郊のボスタデル(Bostadel)刑務所で2月28日、同国で初めて受刑者に対する自殺ほう助が行われた。週刊紙ボッヘン・ツァイトゥング(WochenZeitung)が7日、報じた。

 死亡した受刑者は男性で、氏名は公表されていない。

 スイス医学アカデミーの指針によると、自殺ほう助を受けられるのは、身体能力の喪失により「耐え難い苦痛」が認められる重病患者に限られる。通常は自宅や親族の家、老人ホーム・介護施設、病院などで行われる。(c)AFP