韓国・全州の居酒屋店主が掲げた垂れ幕(c)news1
韓国・全州の居酒屋店主が掲げた垂れ幕(c)news1

【03月09日 KOREA WAVE】ライバル店の息子が連れてきたガールフレンド(未成年)に酒を出したら、こちらが摘発された――。未成年者への酒類販売取り締まりに引っ掛かった韓国・全州(チョンジュ)のある居酒屋店主が、店頭に怒りに満ちた垂れ幕を掲げ、オンラインコミュニティーで話題を呼んでいる。

拡散しているのは「全州ビール店営業停止事情」というタイトルの投稿と、店頭の垂れ幕の写真。

それによると、ライバル店の女性社長の息子(成人)が1月8日、ガールフレンドと居酒屋にやって来て酒を飲んだ。この時、運悪く取り締まりにかかり、居酒屋は3月21日までの営業停止処分を受けた。

これに怒った居酒屋の店主は「君のおかげで思いもよらぬ強制休暇を得た!」と書いた垂れ幕を出したうえ、「今後、未成年者の彼女と酒を飲むなら、お母さんが運営する店に行きなさい!」と書いた。

そのうえで「今後、未成年者の取り締まりにいっそう注意する。営業停止後、またお会いできるまで皆さんお元気で!」と締めくくった。

ネット上ではライバル店の社長がわざと息子たちを送り込んだという推測が専らだ。「刺客を送ったね」「遊興・賭博申告の90%は同種業者」「私なら同じ方法で復讐する」などと憤慨する声が目立つ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News