【3月11日 CGTN Japanese】このところ、「プチ旅行」が中国の都市部の若者の間で流行し、観光消費市場の新たな成長ポイントになりつつあります。

「プチ旅行」とは、都市部を中心とする近距離・短時間の観光・レジャーで、具体的には三つのパターンに分かれます。一つ目はレジャーで、カラオケ、舞台劇観賞、カフェやバーを楽しむこと、コンサート観賞、ハイキングやキャンプなどが含まれます。二つ目はスポーツ関連で、その中にはゴルフ、登山、ハイキング、トレッキング、釣りなどがあります。三つ目は観光で、地域内の短期・短距離ツアー、テーマパークツアーなどが含まれます。

 中国次世代市場観測機構の関連調査報告によると、北京市の独身者はテーマパーク、ハイキング、キャンプ、登山、ピクニック、トレッキングの割合が高く、上海の独身者はカフェやバー、テーマパークに行くのを好んでいることが分かりました。一方、広州市(Guangzhou)の独身者は広東省(Guangdong)内でドライブをする割合が最も高くなりました。

 中国の多くの都市部の若者にとって、「プチ旅行」は長距離を移動する必要がなく、移動がより便利で柔軟性があり、経済的コストと時間的コストを大幅に削減することができます。さまざまなモードを好きなように切り替えられ、ロマンチックを追求することも、リラックスすることもできます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News