【3月6日 AFP】(更新)米インディアンウェルズ(Indian Wells)で今週開幕するテニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)の主催者は5日、男子世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が欠場すると発表した。

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 米国は現在も外国人入国者に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付けており、ワクチン未接種のジョコビッチは米当局に入国の特別許可を申請していたが、認められなかった。

 BNPパリバ・オープンの後にはフロリダ州でマイアミ・オープン(Miami Open 2023)も開催されるが、米当局が方針を変更しない限り同様に欠場することになるとみられる。

 昨季はワクチン未接種のため全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)開幕直前にオーストラリアから国外追放となると、その後のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)には出場して優勝を果たしたが、全米オープンは入国制限のため出られなかった。

 ジョコビッチは今年1月の全豪オープンで四大大会(グランドスラム)歴代最多タイの22勝目を挙げると、前週のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2023)準決勝でダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)に敗れるまで20連勝していた。

 BNPパリバ・オープンでは、ジョコビッチの代わりにニコラス・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili、ジョージア)が本戦入りする。(c)AFP