【3月5日 AFP】総合格闘技イベント「UFC 285」が4日、米ネバダ州ラスベガス(Las Vegas)のTモバイル・アリーナ(T-Mobile Arena)で行われ、UFCの伝説ジョン・ジョーンズ(Jon Jones、米国)がシリル・ガーン(Ciryl Gane、フランス)を1回サブミッションで下し、ヘビー級王座を獲得した。

 元ライトヘビー級王者で、史上最強の総合格闘家との呼び声が高いジョーンズは、これが3年以上ぶりとなるオクタゴン復帰戦。相手の大ぶりな左の隙に懐へ潜り込み、簡単にテイクダウンを奪うと、そのままギロチンチョークを決めてわずか2分4秒でタップアウトを引き出した。

 蓄えた経験とスキルを駆使し、相手を圧倒した35歳のジョーンズは、「この日のために長く頑張ってきた」と喜び、「自分の復帰はないだろうと、多くの人が思っていたし、そういう記事もたくさん目にした。『この男はもう戻ってこない』とね。だけど自分の目標、自分の使命を貫いた」と続けた。

 元ムエタイ世界王者のガーンとの対戦で、相手のフットワークは警戒していたが、グラウンド勝負に持ち込めば勝てる自信があったという。

「テイクダウンを奪えればこちらのものだという確信があった。12歳からレスリングをやっていて、どんどん強くなり、落ち着いてきているのを感じる。グラウンドでは特にそうだ」

「キックボクサーとの対戦では追いかけっこになる。実際、脚が少しもつれるような感じもした。しばらくぶりの試合だからね。しかし組んだたら、そこは自分が最も得意とするエリアで、主導権を握れると分かっていた」

 さらに、元ヘビー級王者のスティーペ・ミオシッチ(Stipe Miocic)を名指しし、対戦を要求した。両者の一戦は7月に組まれることが確実視されている。(c)AFP