【3月3日 AFP】ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は3日、ロシアが「ウクライナの民族主義者」とする一団が南部ブリャンスク(Bryansk)州に侵入したことを受け、ウクライナから越境するのを阻止する方策を講じると明らかにした。

 ペスコフ氏は記者会見で、「将来的に同様の事案が発生するのを防ぐために対策を講じる」と述べた。ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が同日中に安全保障会議を開いて協議するという。

 ロシアは2日、「ウクライナの民族主義者」がブリャンスク州に侵入し、民間人2人を殺害したと主張した。プーチン氏は、「ネオナチやテロリスト」が侵入して民間人に発砲したと非難した。(c)AFP