【3月3日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2023)は2日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、7-5で第5シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)を下し、4強入りを果たした。

 6度目の大会制覇を目指すジョコビッチは、これで今季開幕からの連勝を無傷の15、昨季最終戦のATPファイナルズ(ATP Finals 2022)から続く連勝を20に更新。ホルカシュに対しても5戦全勝とした。

 準決勝では、第8シードのボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)に6-3、6-2で快勝した第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)と対戦する。3週連続の優勝を目指すメドベージェフは現在マッチ12連勝中で、今週はまだ一つもセットを落としていない。

 第7シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は7-5、6-4でロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)に勝利し、右足首の靱帯(じんたい)を断裂した昨年6月の全仏オープン(French Open 2022)以来となる4強入りを果たした。

 準決勝では、連覇を狙う第2シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)と顔を合わせる。ルブレフはボティク・ファン・デ・ザンスフルプ(Botic Van de Zandschulp、オランダ)を6-3、7-6(7-3)で退けた。(c)AFP/Reem Abulleil