【3月3日 AFP】(写真追加)エジプトのアフメド・イッサ(Ahmed Issa)観光・考古相は2日、ギザの大ピラミッド(Great Pyramid of Giza、クフ王のピラミッド)内部で未知の通路が見つかったと発表した。

 2015年に始まった調査プロジェクト「スキャンピラミッド(ScanPyramids)」によって、大ピラミッドの北面で発見された。同プロジェクトには、フランス、ドイツ、カナダ、日本の主要大学、エジプトの専門家チームが参加している。

 通路は奥行き9メートル、幅2メートル以上で、天井は「切妻」式に傾斜しているという。

 同プロジェクトを監督する委員会のトップを務める考古学者のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)元観光・考古相は、「大きな可能性がある。このトンネルは何かを守っている。クフ王(King Khufu)の真の埋葬室を守っているのではないか」と述べた。(c)AFP