【3月2日 AFP】ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は1日、数か月にわたり続いたロシア軍による水道・エネルギー施設に対する攻撃に同国は耐え、「史上最も過酷な冬を乗り越えた」と宣言した。

 ウクライナに侵攻したロシアは昨年10月以降、主要インフラ施設をミサイルやドローン(無人機)で繰り返し攻撃。水道や暖房、電力の供給がたびたび寸断された。

 クレバ外相は声明で、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領による「冬のテロ」にウクライナは打ち勝ったと強調した。同国が春の初日を迎えられたことは、ロシア側にとってはさらなる「大敗」を意味すると主張。「わが国史上最も過酷な冬を乗り越えた。寒く暗い冬だったが、われわれは不屈だ」と述べた。(c)AFP