【3月2日 Xinhua News】中国の中華全国総工会(労組全国組織)は2月28日、同総工会が第9回全国従業員数実態調査を実施した結果、全国の従業員数は約4億200万人で、新就業形態労働者の数が8400万人、農民工(農村出身の出稼ぎ労働者)の数が2億9300万人だったと明らかにした。従業員の平均年齢は38・3歳、平均教育年数は13・8年だった。 

 中華全国総工会は1982年から5年ごとに全国従業員の実態調査を行っている。第9回調査は2021年12月に正式にスタートし、直接アンケート調査、オンラインの特別アンケート調査、文献研究、専門家による論証などの方式で実施された。

 この5年間に、新就業形態労働者は従業員集団を構成する重要な一部になっている。産業労働者の規模は拡大し、平均年齢が38・3歳、農村戸籍者が52・1%を占め、平均教育年数が13・2年で、29・3%が専門技術に関する職階を有している。従業員の技術・技能リテラシーは大きく高まり、85・0%を高校以上、35・5%が大学本科以上の卒業者が占めている。3次産業に関わる従業員の平均教育年数は14・5年。専門技術職の多くを30~50歳が占めており、教育、製造、衛生・社会活動という3業界に集中している。(c)Xinhua News/AFPBB News