【2月27日 AFP】ウクライナ西部フメリニツキー(Khmelnytskyi)市で27日朝、イラン製ドローン(無人機)を使ったロシア軍の攻撃があり、2人が死亡、3人が負傷した。市長が発表した。

 市長はソーシャルメディアへの投稿で、10機以上のドローンによる攻撃を受け、救助隊員2人が病院へ搬送されたが死亡したことを明らかにした。

 ウクライナ軍は、ロシア軍が使用したイラン製ドローン14機中11機を撃墜したと発表。首都キーウの当局によると、このうち9機は同市上空で撃墜されたものの、死傷者やインフラへの被害は報告されていないという。

 ロシアは昨年10月以降、ウクライナの主要インフラに対し、ミサイルやドローンによる攻撃を繰り返しており、ウクライナ側は西側諸国の支援で防空システムを強化している。(c)AFP