【2月27日 CGTN Japanese】中国の今年の有人宇宙飛行ミッションを担当する宇宙飛行士6人が選抜されました。

 中国初の宇宙飛行士で、中国有人宇宙プロジェクトの副チーフデザイナーを務める楊利偉(Yang Liwei)氏によりますと、中国の宇宙ステーションは運用と発展の段階に入っており、宇宙飛行士の滞在が常態化します。1回の滞在期間は6カ月で、今年は3人ずつ、2回に分けて中国人宇宙飛行士が送られる予定です。

 中国は2003年10月に有人宇宙船の打ち上げに初めて成功し、これまでに10回にわたって合わせて16人を宇宙に送り出しました。宇宙飛行士の選抜は、当初は空軍パイロットのみが対象でしたが、現在はエンジニアや搭乗科学技術者へと拡大しています。宇宙ステーションにおける役割分担が多元化することを考慮して、宇宙飛行士の選抜対象や基準も調整されているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News