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【02月27日 KOREA WAVE】韓国で、ある業者の採用広告「吐くまで働く新入社員を採用します」が波紋を呼んでいる。

京畿道(キョンギド)のある業者は中古取引プラットフォームを通じて企画者1人、デザイナー1人の採用広告を出した。その際、「吐くまで働く新入社員を公開募集する」と明らかにした。

条件は月~金の午前9時から午後6時まで。月給200万ウォン(約21万円)だ。公告には「いい加減に働く人の志願禁止」「情熱がなければ志願禁止」「優秀社員は海外旅行へ」と記されていた。

これを見たネットユーザーらは「情熱があっていい加減ではダメ、吐くまで働かなければならないのに、200万ウォンでいいのか」「給料が多ければ、愉快だと認めてもいいが」「職員が吐くほど熱心である、と望むならば、社長は当然、血を吐くほど熱心なのでしょう」などの反応を示した。

広告は既に削除されている。

最低賃金法によると、使用者が最低時給に達しない賃金を支給する場合、3年以下の懲役または2000万ウォン(約207万円)以下の罰金に処することができる。今年の最低賃金は時給9620ウォン(約1000円)で、週40時間勤労基準で月201万580ウォン(約21万円)だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News