【2月25日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の2023年シーズン合同テストは24日、バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキット(Bahrain International Circuit)で2日目が行われ、アルファロメオ(Alfa Romeo Racing)の中国人ドライバー、周冠宇(Zhou Guanyu、チョウ・グアンユー)が132周を走行して1分31秒610のトップタイムを記録した。

 23歳の周はレッドブル(Red Bull)の世界王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)を1分31秒650の2番手に抑え、「もちろん、これはテストであり、それぞれが違うセッティングを試しているというのは重々承知しているが、タイムシートの一番上に自分とチームの名前があるのを見るのは気分がいい」と喜んだ。

 この日は合計47周にとどまったフェルスタッペンに続き、アストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が1分32秒205で3番手、アルファタウリ(AlphaTauri)の新人ドライバー、ニック・デ・フリース(Nyck de Vries)が1分32秒222で4番手に入った。

 一方、フェラーリ(Ferrari)勢はカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が1分32秒486で6番手、シャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が1分32秒725で8番手だった。

 メルセデスAMG(Mercedes AMG)勢はハイドロリック系の問題に見舞われ、ジョージ・ラッセル(George Russell)が1分33秒654で13番手、ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が1分33秒954で15番手に沈んだ。

 アルファタウリの角田裕毅(Yuki Tsunoda)は1分35秒708で17番手だった。(c)AFP