【2月25日 CNS】中国では今年の春節(旧正月、Lunar New Year、2023年は1月22日)に多くの人が実家に帰った。「佳節(節句、祝日)のたびに3斤(1.5キロ)太る」という言葉があるように、「春節太り」に直面する人も。そんな中、連休後にオンラインフィットネスでダイエットに励む人が増えているという。

 北京市内の大学に通う易蓮(Yi Lian)さんは、故郷の四川省(Sichuan)で春節の休暇を満喫。彼女は家で毎日飲み食いを続け、気づけば体重が1~2キロ増えていた。

「SNSでフィットネスブロガーをフォローし、ライブエクササイズを行うのが習慣になりました。私に合いそうなショート動画も検索して体を動かしています」と易さん。「スポーツジムに行って運動するのは面倒。オンラインフィットネスはいつでもできて、時間とお金を節約できる」と効用を説く。

 中国メディア「中国青年報(China Youth Daily)」が1990年代や2000年代生まれの若者ら2008人にアンケートしたところ、78.1%が「最近、オンラインを使って運動した」と回答。73.2%が「オンラインフィットネスを利用することで健康的なライフスタイルを実現できる」と考えている。

 回答者の50.6%は「新型コロナウイルス感染症の拡大時期にフィットネスの習慣を身につけた」という。オンラインフィットネスを続けていることで、「肉体的にも精神的にも健康になった」「人生が豊かになった」「家族と調和が取れている」という。(c)CNS-中国青年報/JCM/AFPBB News