【2月24日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2023)は23日、女子シングルス準々決勝が行われ、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)女王で大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-0、6-7(2-7)、1-6でバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)に敗れ、今季初黒星を喫した。

 サバレンカは1月のアデレード国際1(Adelaide International 1 2023)で優勝すると、全豪オープンで四大大会(グランドスラム)初制覇を果たして今季負けなしを誇っていたが、この日はクレイチコバを相手に6-0、3-1のリードからまさかの逆転を許して連勝も13で途絶えた。

 クレイチコバは準決勝で第3シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)と対戦する。ペグラはカロリーナ・ムホバ(Karolina Muchova、チェコ)が腹部のけがで試合前に棄権し、ベスト4入りを果たした。

 一方、第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)も、対戦相手のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が体調不良で試合を棄権し、不戦勝で4強入りが決定。第5シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は6-2、7-5で同胞のマディソン・キーズ(Madison Keys)を下し、シフィオンテクとの準決勝に駒を進めた。

 18歳のガウフは、昨年の全仏オープン(French Open 2022)決勝を含めて世界1位のシフィオンテクにこれまで1セットも取れずに5戦全敗を喫しているが、自身初のWTA 1000決勝進出が懸かる再戦に向けて「重圧は全くない」と話した。(c)AFP/Reem ABULLEIL