欧州東部地域の防衛強化で合意 米・東欧諸国などが首脳会談
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【2月23日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は22日、ポーランドの首都ワルシャワで、北大西洋条約機構(NATO)に加盟するバルト3国や中東欧諸国の首脳と会談し、「バルト海(Baltic Sea)から黒海(Black Sea)まで」の防衛強化で合意した。
会談には、ロシアのウクライナ侵攻からの飛び火を懸念するエストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアの首脳が参加。NATOのイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長も出席した。
会談後に出した共同声明は、「バルト海から黒海までの(NATO)東翼(欧州東部地域)全体の抑止・防衛態勢の強化」を進めるとうたっている。
ストルテンベルグ氏は「ロシアが欧州の安全保障を損ない続けるのを容認してはならない」と語り、NATO加盟国に対し、ウクライナへの支援増強を呼び掛けた。(c)AFP
