清州(チョンジュ)のある組合長が前回の選挙で公報に明らかにした無報酬公約(読者提供)(c)news1
清州(チョンジュ)のある組合長が前回の選挙で公報に明らかにした無報酬公約(読者提供)(c)news1

【02月23日 KOREA WAVE】韓国忠清北道(チュンチョンプクド)清州(チョンジュ)市の地域農協組合長が、組合長選挙に立候補した際、「無報酬」を公約して当選したにもかかわらず、当選後に毎月報酬を受け取っていたことがわかった。年俸は1億ウォン(約1036万円)程度。

この組合長は2019年3月に実施された全国農協・水協・山林組合選挙に出馬した。当時、「無報酬組合長」を公約に掲げ、携帯電話のメールで「福祉財団を作って給与全額を活用する」という実行計画も組合員に送信した。

選挙の結果、組合長は当選した。就任後もメディアのインタビューで「組合長選挙の時に掲げた約束を必ず守る。任期中の無報酬の約束は実行する」と重ねて強調した。

ところが、就任後、組合長は無給ではなく有給で活動したことが確認された。福祉財団も設立されず、報酬は毎月本人の金融口座に振り込まれていたことが判明した。

組合長は「勤労基準法など法律上、無報酬は不可能であり、福祉財団も選挙法違反の素地があった」と釈明したうえ「給与を使わずに口座にそのまま保管している」と強調した。そのうえで「組合長から退けば、協議体を構成し、約束通り、給与を還元する」と宣言している。

ある組合員は「新型コロナウイルス感染で総会などの組合間交流が断絶され、確認できなかった」としている。

この組合長は3月8日に実施される組合長選挙に再び立候補するという。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News