【2月22日 CGTN Japanese】中国中部にある湖北省(Hubei)の省文物考古研究院はこのほど、「専門家の判断により、考古学者が赤壁市(Chibi)で新たに発見した大湖咀遺跡は、長江以南で発見された中で面積が最も広く、最も完全に保存された西周(紀元前1046~同771年)の城跡だ」と明らかにしました。

 考古学隊は昨年7月から、同遺跡の破壊が比較的大きいエリアを中心に発掘作業を展開し、発掘した面積は合わせて約1000平方メートルに達しています。これまでに地形測量と3D建築模型による城壁や堀の構造、城跡の範囲に対する初期段階の確認作業が完了しました。城内の面積は17万2000平方メートルで、遺跡の主体はおおむね西周中期から春秋(紀元前770〜同476年)末期にかけてのものであることを明確にしました。また、製陶、鋳造に関連する建物跡やごみ捨て場、窯の場所などの発掘・整理作業も進められ、製陶関連の遺物が多く出土しました。

 現在、各種出土遺物の標本は200点以上で、そのうち、平たいスズの壺「錫扁壺」は、春秋の早・中期のもので、合金成分中のスズの含有率は92.7%に達しており、同じ時期のものとしては比較的珍しく、中国古代鋳造技術の研究に重要な価値があるとされています。このほか、銅でできた礼器の残片や削り刀、部材など、各種の銅器が多く出土しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News