【2月22日 AFP】ラグビーニュージーランド代表のイアン・フォスター(Ian Foster)ヘッドコーチ(HC)は22日、国内でその今後について臆測が広がる中、来年もチームの指揮を執る可能性は「極めて低い」と語った。

 フォスターHCの契約は今年行われるW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)いっぱいで切れるが、自身は契約の延長はないと考えている。

 地元ラジオ局ニューストークZB(Newstalk ZB)に対して、フォスターHCは「来年も仕事をしている可能性は極めて低い」と述べた上で、「しかし(自身にとっての)問題は、2023年のオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)にとって何がベストなのかということだ」とコメントした。

 ニュージーランドラグビー協会(NZR)は2024年4月までに代表チームのコーチングスタッフを確定させたいと報じられている。

 後任候補には、スーパーラグビー(Super Rugby)のクルセイダーズ(Crusaders)を率いるスコット・ロバートソン(Scott Robertson)HCや、日本代表のジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)HCの名前が挙がっている。(c)AFP