【2月22日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)委員会は21日、新シーズン開幕に向けてさまざまなレギュレーションの変更を発表し、その中でDRS(ドラッグ抑制システム)ゾーンの変更や追加を行った。

 DRSゾーンの変更が行われるのは、バーレーンGP(Bahrain Grand Prix)、サウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix)、アゼルバイジャンGP(Azerbaijan Grand Prix)、マイアミGP(Miami Grand Prix)が開催される各サーキットで、オーストラリアGP(Australian Grand Prix)が行われるアルバートパーク(Albert Park)では、四つ目のDRSゾーンが追加される。

 オーストラリアGPのレース責任者を務めるアンドリュー・ウェスタコット(Andrew Westacott)氏は、新たなDRSゾーンにより同サーキットでは史上最速となる時速340キロを記録することも可能になると話している。

 昨年のメルボルンGPではサーキット改修後に四つ目のDRSゾーンが導入されたものの、一部ドライバーからの懸念を受けて、安全上の理由により決勝レースを前に撤去されていた。(c)AFP