bhcチキンの広告(bhcチキン提供)(c)news1
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【02月22日 KOREA WAVE】「キョチョンチキン」が長期間1位の座を守っていた韓国チキン業界に地殻変動が起きた。bhcチキンがキョチョンチキンの8年間の“長期政権”を破ったのだ。bhcチキンは国内チキン業界で初めて年間売り上げ5000億ウォン(1ウォン=約0.1円)の壁を越え、業界1位を奪還した。

bhcチキンが昨年、売り上げ5075億ウォンを記録する一方、キョチョンチキンは4989億ウォンに止まった。キョチョンチキンは2014年、売り上げ2279億ウォンを記録して業界1位に上がった後、8年間業界トップの座を維持してきた。業界ではキョチョンチキンの牙城を崩すのは容易ではないという見方も出ていた。

しかし、2013年、BBQから分社して独自経営に乗り出したbhcチキンは、毎年持続的な成長を遂げ、市場の勢力図を覆した。内部では2017年に就任したイム・ウォンオク代表の功績が大きいといわれている。イム代表は就任後、本社と加盟店間の本来の役割と責任を強調し「原則経営」を本格化した。

国内市場1位の座についたbhcチキンは今年、海外事業を本格化する予定だ。昨年11月、マレーシアのクアラルンプールに海外初のマスターフランチャイズ店をオープンし、今年上半期にシンガポール1号店のオープンを控えている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News