【2月22日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は21日、決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はまたしても驚異の逆転劇を披露し、リバプール(Liverpool FC)に5-2で大勝した。

 昨年大会の決勝でも激突した両チームによる一戦は、リバプールがダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)とモハメド・サラー(Mohamed Salah)のゴールで2点を先行する最高のスタートを切った。

 しかし、レアルはビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)の2ゴールで前半のうちに追いつくと、エデル・ミリトン(Eder Militao)のゴールで逆転。さらにカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)にも2点が生まれ、昨季王者がベスト8入りに大きく前進した。

 ベンゼマは、この日83歳でこの世を去ったレアルのレジェンド、アマンシオ・アマーロ(Amancio Amaro)氏にゴールをささげ、スペインのテレビ局モビスターTV(Movistar TV)に対して「僕らにとって非常に大事な夜だった。この勝利を名誉会長のアマンシオにささげたい」とコメントした。

「みんなにとって美しい試合になった。入りは少しよくなかったが、ファンに後押しされたリバプールが強いプレッシャーをかけてくるのは分かっていたし、15分、20分たった後はレアル・マドリードを見せられた」 (c)AFP/Kieran CANNING