【2月22日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が履行停止を表明した、米国との核軍縮条約「新戦略兵器削減条約(新START、New START)」について、ロシア外務省は21日、有効期間中は戦略兵器の数量制限を「厳密に順守する」と表明した。

 米ロ間で最後の核軍縮の枠組みである新STARTは2010年に調印され、現在は26年2月まで延長されている。

 ロシア外務省は声明で、プーチン氏の決定は米国の「破壊的行為」を受けたものだと説明。米国は戦略兵器の名称を変えて条約の対象外になるようにするなどし、「中心的条項に違反した」と主張した。(c)AFP