【2月21日 Xinhua News】世界自動車専用船(PCTC)市場は2023年も活況が続いている。英海運調査大手クラークソンズ・リサーチによると、今年1月のPCTC新造船発注量は計17隻、総載貨重量トン(DWT)は51万DWT、自動車積載可能数は15万2千台で、全て中国勢が受注した。中でも、中国造船大手の中国船舶集団(CSSC)はその50%近くを受注し、世界市場に占めるシェアのさらなる拡大を実現した。

 同社は21年以降、7千~9200台積みのPCTCを累計35隻受注し、世界に占める割合は27%に上る。同社は大型PCTC分野で、追いかける立場から肩をならべて走る立場へと歴史的な飛躍を果たしている。(c)Xinhua News/AFPBB News