【2月21日 Xinhua News】中国汽車工業協会(CAAM)は16日、1月の乗用車販売台数が前年同月比32・9%減(前月比35・2%減)の146万9千台だったと発表した。

 同協会は販売減の原因について、消費者の駆け込み需要や、従来車(ガソリン車、ディーゼル車)の取得税優遇策と新エネルギー車(NEV)購入に対する補助金政策が22年末に終了され、23年の春節(旧正月)連休による企業の稼働時間が減少したことなどの要因が重なったと分析した。また、国内の有効的な需要の不足が自動車消費の回復を遅らせており、第1四半期(1~3月)の消費は依然として比較的大きな圧力を受ける見通しを示した。

 乗用車4種類(セダン、MPV、SUV、クロスオーバー)の販売台数は、前年同月比、前月比とも顕著に減少し、中でもクロスオーバーの減少幅が大きかった。

 国内生産のハイエンド乗用車の販売台数は26・7%減の28万4千台で、伸び率は乗用車全体を6・2ポイント上回った。(c)Xinhua News/AFPBB News