【2月20日 CGTN Japanese】中国国有大手の石油会社・中国石化(シノペック)はこのほど、中国最大のグリーン電力による水素製造プロジェクトを正式に始動させたと発表しました。

 同プロジェクトは、中国北部の内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)オルドス市の豊富な太陽光と風力を資源として利用して発電し、直接水素を製造するもので、このような再生可能エネルギーによる炭素排出のない水素は「グリーン水素」と呼ばれています。プロジェクトの稼働後は、年間3万トンのグリーン水素を製造することができます。二酸化炭素排出量を年間約143万トン削減することができ、これは82万5000本分の植樹に相当するということです。

 中国は現在、世界最大の水素生産国となっていますが、その大部分は化石エネルギーに由来するものです。中国では2025年までに再生可能エネルギーによる水素の年間製造量を10万〜20万トンに引き上げ、二酸化炭素排出の年間削減量を100万〜200万トンに増やす計画が立てられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News