トルコ地震で死亡のアツ選手、ニューカッスルが哀悼 家族の姿も
このニュースをシェア
【2月19日 AFP】サッカー元ガーナ代表MFクリスティアン・アツ(Christian Atsu)選手(31)が、トルコとシリアを襲ったマグニチュード(M)7.8の地震の犠牲になったことを受け、アツ選手が以前所属したイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)が18日、妻と子どもとともに1分間の拍手で哀悼の意を表した。
アツ選手については、当初は地震翌日に救出されたとの報道もあったが、マネジャーが18日、住んでいたトルコ南部ハタイ(Hatay)県の高級高層アパートのがれきの下から、遺体が発見されたことを明かした。
ニューカッスルは同日のリバプール(Liverpool FC)戦のキックオフ前に哀悼の意を表し、スタジアムのスクリーンにアツ選手の写真を映すと、5万2000人の満員の観客は1分間の拍手を送りながら「You'll Never Walk Alone」を歌った。3人の子どもとともにスタンドに姿を見せた妻は涙を流した。
ニューカッスルで同僚だったアラン・サン・マクシマン(Allan Saint-Maximin)は、「うそはつけない。ニューカッスルへ来るまで、彼のような男は見たことがなかった」と話し、「僕らは同じポジションだったのに、いつもアドバイスをくれた。すごくいい男で、試合に出ているときも出ていないときも、いつもジョークを言って笑っていた」と振り返った。
「素晴らしい人間だった。だから僕にとっても悲しい」
エディ・ハウ(Eddie Howe)監督も「悲劇として受け止め、彼と家族にわれわれの思いと祈りを送る。今は家族を支えたい」と語った。
アツ選手は2017年から4シーズンにわたりニューカッスルでプレー。他にチェルシー(Chelsea)やポルトガルのFCポルト(FC Porto)などに在籍し、トルコで所属したハタイスポル(Hatayspor)では、地震直前の2月5日の試合でゴールを決めていた。(c)AFP