【2月20日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)徳宏ダイ族チンポー族自治州瑞麗市の姐告小学校で15日、新学期が始まった。色とりどりの風船が風になびく中、教師らが登校する児童300人余りを温かく出迎えた。

 同市姐告経済開発区にある同小学校はミャンマーとの国境に隣接し、中国籍とミャンマー籍の児童が学んでいるため、両国の「胞波(パウッポー、兄弟)」の友情を色濃く反映した「国門(国境)小学校」となっている。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により2021年、全校児童約千人が同市市街地の小学校に転校し、しばらくの間学んでいた。今年春、2年余りにわたる「転校」期間を終え、教師と児童が正式に姐告小学校に戻って新学期をスタートさせた。残りの児童も続々と戻って来る予定。(c)Xinhua News/AFPBB News