【2月17日 AFP】米カリフォルニア州ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)で15日、「炎の滝」が出現し、集まった人を魅了した。

 炎の滝は毎年わずか数週間だけ、特定の条件がそろうと起きる現象。日没前の太陽が世界最大級の花こう岩「エルキャピタン(El Capitan)」を流れるホーステール滝(Horsetail Falls)を照らし、溶岩が流れ出ているように見える。

 同公園には珍しい現象を一目見ようと、米国中から観光客が集まってくる。

 ヨセミテ国立公園の広報担当スコット・ゲディマン(Scott Gediman)氏は夕日が特定の角度で当たると起きる現象だと説明した。「滝に反射する夕日と澄んだ空、水の流れ。そのすべてが重なり合って奇跡となる」とAFPに語った。(c)AFP/Sebastien VUAGNAT