【2月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を率いるアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督が16日、胆のう炎が完治するまでチームを再び離脱することを明らかにした。

 コンテ監督は先月行われたFAカップ(FA Cup 2022-23)4回戦後に「腹部に激痛」を感じ、胆のう炎と診断されて今月1日に手術を受けた。直後の試合は見送り、11日のリーグ戦で復帰すると、ACミラン(AC Milan)に0-1で敗れた14日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)決勝トーナメント1回戦第1戦でも指揮を執ったが、そのまま試合が行われた母国イタリアに残っていた。

 コンテ監督は自身のインスタグラム(Instagram)で「残念ながら手術を甘くみていた。これは通常の手術ではなく、突発的で深刻な緊急事態だった」とつづり、「焦ったせいで体に支障をきたしてしまい、完治するまで活動を休止するしかない。私を知る人たちは、これが私にとってどれほどつらいか分かっている。だが、これは必要なことだ」と説明した。

 トッテナムによると、コンテ監督が不在の間はアシスタントコーチのクリスティアン・ステッリーニ(Cristian Stellini)氏が指揮を執る。

 現在リーグ5位につけるトッテナムは、19日にホームでウェストハム(West Ham)とのダービー戦を控えている。(c)AFP