【2月16日 AFP】男子テニス、アルゼンチン・オープン(Argentina Open 2023)は15日、シングルス2回戦が行われ、けがから約3か月ぶりの復帰戦に臨んだ大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)はラスロ・ジェレ(Laslo Djere、セルビア)を6-2、4-6、6-2で下し、準々決勝に進出した。

 19歳のアルカラスは、昨年11月のパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2022)をけがで途中棄権すると、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)を含めた新シーズン序盤も脚の負傷で離脱し、これが今季初戦だった。この日は本来の鋭さを欠いたようにも見えたが、2時間に及ぶフルセットマッチの末に勝利をつかんだ。

 試合後には今季初白星に安堵(あんど)した様子で「また勝てて最高の気分」と喜び、「こんなに素晴らしい雰囲気で迎えてもらえるとは思っていなかった。ここにいる全てのファンに感謝したい。このエネルギーを持って進んでいきたい」と話した。次戦はドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)と対戦する。(c)AFP